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これはイタリアで古くから伝わる言葉。今から17年前、イタリア人の留学生に教わりました。
ファンタジアとは「人は飽きるもの」という人間観を前提に、それを超える方法として、
いま,ここ,工夫,変化を大切にする心です。 娘が嫁ぐ際、母親が言い聞かせます。
「彼がいま、どんなにあなたを愛していても、彼は必ずあなたに飽きるのよ。
だから毎朝、必ず彼より早く起きて、お化粧をして料理に一工夫し、
おいしいエスプレッソの香りとともに彼を起こしなさい」
ファンタジアというのは理性で考えるのではなく、自由に枠にはまらず考えるということ。
何かを見るとき,ただ目を使うのでなく、心を使うということです。
私たちは小さい頃から教えられます。
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Mettici un pizzizo di Fantasia
(さあ、ファンタジアをちょっと働かせなさい) |
閉塞感が漂い、先行きが不透明な現代を生きていく上で、
この「ファンタジア」の持つ意味はとても大切だと考えます。 |
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どの会社も混迷の時代を切り開く人材を育成したいと願っています。
こうした人材の育成は困難なこと、難しいことでしょうか?
そもそも人間は長い歴史の中で、変化する環境に適応するために「学習する力」「恊働して社会を作る力」を培ってきました。
それは既に私たちのDNAに記録されています。
人間が本来持っているこの力を引きだすことが出来れば、未来を切り開く人材は結果として生み出されると考えます。
では、どうすれば・・・
私たちが提供するもの、それは「それまでの価値観・経験が全く通じない現実」です。
その現実こそが、人間が本来持っている「自ら考える力」「恊働する力」を最大限引き出すことにつながると思うからです。
プログラムの受講者は同じ課題を出された仲間達と、喧々諤々しながらそれまで全く考えつかなかったアイディアをひねりだしてきます。
それはとても苦しく、しかしそれまでに経験したことのない充実した時間です。
こうした機会の提供を通して、活き活きと難しい課題に取り組み、どんな人にも垣根なく接することのできる人材を育成するお手伝いを行ってまいります。
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私達が提供するサービスは「知識」や「技術」の伝達ではありません。
ひとりひとりが本来持っている「学習し、恊働する力」を呼び起こすお手伝いです。
それは「パンフレット」や「HP」ではなかなか表現できません。
だから私達は「対話」を重視し「人と人とのつながり」を大切にします。
私達の理念やプログラムをご理解いただき、賛同していただけるお客様を増やしていく。
こうした活動を通して、つぎの時代を笑顔で切り開いていく日本人を1人でも増やしたいと願っています。
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